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テーマ展「奇兵隊の軍服と袖印−奇兵隊士元森熊次郎資料−」

文久3年(1863)6月、高杉晋作が創設した奇兵隊は、幕末の長州諸隊の代表として、その名を知られています。奇兵隊結成当初は統一した軍服はありませんでしたが、軍制改革により洋式の軍服に整えられて行きました。同様に、隊士の所属と名前を示した袖印も、規格が統一されていきます。この軍服と袖印は、まさに新しい時代を切り拓く隊士の象徴でした。一方、実戦の場で使われる軍服は、遺例が少なく、その実態はつかめていません。
本展は、当時のままの状態で遺されている奇兵隊士元森熊次郎(1845-68)着用の軍服と袖印を紹介し、その実像に迫るとともに、明治近代国家への歩みを考える機会とするものです。

■ 会期:平成30年1月5日(金)〜2月12日(月・祝)
9:00〜16:30(入館は16:00まで。月曜休館。月曜が祝日の場合火曜日)
■ 会場:山口県立山口博物館 歴史常設展示室
■ 主催:山口県立山口博物館
■ 観覧料:常設観覧料に含む。(一般150円、学生100円)
*70歳以上、19歳未満の方及び高等学校・中等教育学校・総合支援学校(特別支援学校)等に在学する生徒は無料。

■ 主な出品資料:
奇兵隊士元森熊次郎着用の軍服/山口県文書館,奇兵隊士元森熊次郎袖印/山口県文書館,元森熊次郎写真(ガラス湿版)/山口県文書館,元森熊次郎書簡/山口県文書館,ほか
*出品点数20点(予定)

■ 問い合わせ先
山口県立山口博物館(担当・山田)
〒753-0073 山口市春日町8−2
電話(083)922-0294
FAX(083)922-0353

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