肥中街道 

 肥中街道は中世、大内氏の拠点・山口(山口市)と豊浦郡神田の肥中(下関市)を結んだ街道です。
 山口からは吉敷大垰を越えて、綾木(美祢市)、岩永(美祢市)、大嶺(美祢市)、西市・殿居(下関市)、田耕・滝部(下関市)などを通って肥中へ向かう約62キロの行程です。
 肥中港は当時、明や朝鮮との大内氏の重要な貿易港で、博多への船も出ていました。