デジタル収蔵ギャラリー|山口県立山口博物館
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プレインビュー(1917)
1917年にアメリカのテキサス州で発見されたものです。コンドライトの中でも最も普通の種類の1つ(H5
型)です。付属の小片は、この隕石を切断したもので、銀色に光っている細かい斑点は鉄を主成分とする金属
です。直径1mm程度の球粒(コンドルール)もたくさん入っています。
名称:Plainview(1917)
分類:コンドライト(H5)
大きさ:11cm×9cm×6.5cm
重さ:948g
アエンデ
1969年、メキシコに落下したものです。炭素質のコンドライトで、有機物を含んでいます。切断面にはコン
ドルールと呼ばれる小さな球粒がたくさん見えています。
名称:Allende
分類:コンドライト(CV3.2)
大きさ:6cm×4cm×2.2cm
重さ:97g
ミルビリリ
1960年オーストラリアに落下したものです。コンドライトの仲間であるアエンデ隕石などとは異なって、
切断面に球粒は見えません。
名称:Millbillillie
分類:エコンドライト(EUC)
大きさ:6.7cm×3.7cm×2.5cm
重さ:98g
イミラック
1822年にチリで発見されたものです。
名称:Imilac
分類:パラサイト
大きさ(大):5cm×3.5cm×2.2cm
重さ:62g
大きさ(小):3cm×1.8cm×1cm
重さ:10g
Esquel
1951年にアルゼンチンで発見されたものです。薄く切断してあるので、金属(鉄とニッケルの合金)の中に
鉱物が埋もれているようすがわかります。銀色に光っている部分が金属で、黄緑色に見える部分がカンラン石
です。
名称:Esquel
分類:パラサイト
大きさ(大):13.5cm×6cm×0.2~0.3cm
重さ:80g
Vaca Muerta
1861年にチリで発見されたものです。切断面に見える銀色に光っている斑点は、鉄を主成分とする金属部分で
す。
名称:Vaca Muerta
分類:メソシデライト
大きさ(写真左):3.6cm×3.2cm×2.3cm
重さ:53g
大きさ(写真右):3.3cm×3.1cm×2.6cm
重さ:40g
オデッサ
1922年にアメリカのテキサス州で発見されたものです。
名称:Odessa
分類:オクタヘドライト(IAB)
大きさ:7cm×4cm×2.5cm
重さ:236g
オデッサ(切断標本)
1922年にアメリカで発見されたものです。切断して磨いているので、ウィッドマンステッテン構造がよくわか
ります。
名称:Odessa
分類:オクタヘドライト(IAB)
大きさ:6cm×3.5cm×1.5cm
重さ:113g
ギベオン
南アフリカのナミビアで古くから知られていた隕石です(公式発見は1836年)。
名称:Gibeon
分類:オクタヘドライト(IVA)
大きさ:31.5cm×11cm×8.5cm
重さ:9kg
キャニオン・ディアブロ
1891年にアメリカ、アリゾナ州のバリンジャー隕石孔から発見されたものです。からくり儀右衛門とは、久留米
市生まれの発明家で東芝創業者の田中久重(ひさしげ)(1799-1881)のことです。
名称:Canyon Diablo
分類:オクタヘドライト(IAB)
大きさ:2.5cm×2.5cm×1.2cm
重さ:15g
トルカ
1776年にメキシコで発見されたものです。切断して磨いてあるので、ウィッドマンステッテン構造がよくわかりま
す。
名称:Toluca
分類:オクタヘドライト(IAB)
大きさ:3cm×2.3cm×0.5cm
重さ:21g
ノースチリ
1875年にチリで発見されたものです。
名称:North Chile
分類:ヘキサヘドライト(IIAB)
大きさ:21cm×17cm×0.4cm
重さ:817g
テクタイト
ガラス質の丸っぽい特殊な岩石です。巨大な隕石が地表に落下した時に生じたものであると言われています。産地
により、インドチャイナイト(インドシナ周辺)、モルダバイト(旧チェコスロバキア周辺)、オーストラライト
(オーストラリア周辺)などと呼ばれています。
当館が収蔵しているテクタイトは、全てインドチャイナイトです。大きさ4cm×3cm×1.3cm、重さ23gのものを最
大として、5個収蔵しています。
仁保隕石3号(実物)
1897年(明治30年)8月8日午後10時30分頃、現在の山口県山口市宮野に落下したものです。研究のため原形の約
3分の1に切断されています。同時に落下した隕石(仁保1号、仁保2号)は東京大学と国立科学博物館に収蔵され
ました。
名称:Nio
分類:コンドライト(H)
大きさ:1.5cm×1.3cm×1.3cm(現状)
重さ:5.9g(現状)
仁保隕石3号落下地
山口市宮野上・河原付近。写真奥の赤い屋根の家屋の向かい(写真右側)に落下したそうです。
仁保隕石2号(複製)
1897年(明治30年)8月8日午後10時30分頃、西方から満月をしのぐ怪光と大音響を発しながら、現在の山口市仁
保井開田の田の中や竹林に落下しました。同時に落下したもの3個(1号、2号、3号)が発見されました。2号
の実物は国立科学博物館に、3号の実物は山口博物館に展示されています。
名称:Nio
分類:コンドライト(H)
大きさ:7cm×4.5cm×3.5cm
重さ:192g(原標本)
仁保隕石1号,2号号落下地
山口市仁保中郷・井開田東、信行寺付近。写真手前の水田の中と、信行寺(写真中央奥)裏手(左側)の竹林に落
下したそうです。
玖珂隕石(複製)
1938年(昭和13年)に山口県玖珂郡周東町の地中から発見されました。落下年は不明です。この実物は国立科学博
物館に展示されています。
名称:Kuga
分類:オクタヘドライト(IIIAB)
大きさ:12.5cm×11cm×6cm
重さ:5.6g(原標本発見時)
玖珂隕石(切片標本)
1938年(昭和13年)に山口県玖珂郡周東町の地中から発見されました。鉄隕石特有のウィッドマンステッテン構
造が見られます。
名称:Kuga
分類:ヘキサヘドライト(IIAB)
大きさ:2.2cm×1cm×0.7cm
重さ:3.6g
玖珂隕石発見地
玖珂郡周東町小畑・風子地区。写真最奥の家屋の前付近で、道路改修作業中に掘り出されたそうです。
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