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歴史大内政弘和歌懐紙詠草

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画像:大内政弘和歌懐紙詠草
        
資料名 8 大内政弘和歌懐紙詠草
年代
作者等 大内政弘
員数 1通
品質・形状 竪紙
法量(mm) 275×444
解説  大内政弘が、3種の題で2首ずつ詠んだ和歌を、指導を仰いだ公卿の三条公敦に批評してもらったもの。政弘が自筆で記した同一の題の和歌2首に、三条公敦が小さな文字で批評を加え、優れているほうに合点をつけている。このうち、「竹霞」は2首とも、「千鳥」は優れていると判断された最初の和歌が、政弘の家集「拾塵和歌集」に採録されている。
 大内政弘は、応仁・文明の乱で西軍の主力として活躍した武将として知られるが、その一方で、歌道に励み、「拾塵和歌集」を編んだほか、宗祇の「新撰菟玖波集」の成立にも大きく貢献した。これらの和歌は、そういった歌人としての政弘の姿を伝える好例。

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