歴史大内義興書状
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資料名 | 10 大内義興書状 |
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年代 | 永正4年(1507)5月13日 |
作者等 | 大内義興 |
員数 | 1通 |
品質・形状 | 竪紙 |
法量(mm) | 287×387 |
解説 | 大内義興が、益田宗兼が三隅興兼と和睦したことを褒めたもの。益田氏と三隅氏は石見国の有力国人。当時、大内氏は庇護していた亡命将軍足利義尹(義稙)を擁して上洛するための準備を進めており、影響下にある各地の有力者に私闘を止めて、義尹に奉公するよう求めていた。義尹・義興らは7ヶ月後に上洛を開始した。なお、義興の意を伝えた杉弘依は、代々木工助を名乗る杉氏の有力な一族で、奉行人や侍大将を務めた。この杉氏は、後年防長に侵攻してきた毛利氏と鞍掛城(現、岩国市玖珂町)に拠って戦ったことで著名な杉隆泰の先祖に当たる。 |