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歴史大内氏奉行人連署書状

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画像:大内氏奉行人連署書状
        
資料名 16 大内氏奉行人連署書状
年代 天文10年(1541)3月5日
作者等 広中正長、杉興重
員数 1通
品質・形状 竪紙
法量(mm) 285×482
解説  大内義隆の奉行人が、安芸国の薮崎宮へ義隆が太刀と神馬を寄進したことを、厳島神社の神官棚守房顕から伝えるように指示したもの。日下に署判している弘中正長が、この時の「社家申次」(大内氏側の厳島神社担当者)であり、宛所の棚守房顕は、大内氏や陶氏の「御師」(信者のために祈祷を行い、参詣の際に宿泊・案内などの世話をする神官)であった。杉宗長(俗名興重)は、代々兵庫助・三河守を名乗る杉氏の有力な一族で、大内氏の奉行人を務めた。

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