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歴史杉弘相書状

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画像:杉弘相書状
資料名 22 杉弘相書状
年代 明応9年(1500)2月6日
作者等 杉弘相
員数 1通
品質・形状 切紙
法量(mm) 163×481
解説  杉弘相が、周防国に下向した足利義尹(義稙)の許へ参上するように安芸国人の天野元貞に伝え、その命に対する「請文」(履行を約束する承 諾書)の提出を求めたもの。足利義尹は室町幕府10代将軍で、当時、将軍の座を追われ、復権を目指して大内氏を頼ってきた。杉弘相は、代々小次郎・次郎左衛門尉を名乗る杉氏の有力な一族で、この時は東西条代官として安芸国人らを統率する立場にあった。天野元貞は安芸国志芳堀(現、広島県東広島市)を本拠とする安芸国人の一人で、後の右田毛利氏へ連なる志芳東(同)の天野氏とは別系統である。

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