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歴史大内氏奉行人連署奉書

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画像:大内氏奉行人連署奉書
         
資料名 29 大内氏奉行人連署奉書
年代 応永24年(1417)8月15日
作者等 沙弥(内藤智得)、沙弥(安富永選)
員数 1通
品質・形状 竪紙
法量(mm) 304×493
解説  大内盛見の奉行人が、長門国室津(現、下関市豊浦町)内の土地を与えるという盛見の意思を家臣の来原盛忠に伝えたもの。割書(割注とも。小さな字で2行に割って書いた注)に 「赤間帯刀跡」と記され、この土地がもとは赤間氏のものであったことがわかる。なお、差出人は共に「沙弥」(№2「大内義弘安堵状」参照)と記されるが、前者は後に長門国守護代を世襲する内藤氏の惣領である内藤智得(俗名盛貞)、後者は在京雑掌(京都代官)などを務めた安富永選(俗名未詳)であることが、花押から判明する。

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