理工電磁オッシログラフ N-6型
電磁型の反照検流計を用いて、周期的に変化する電気現象を測定する装置。ブラウン管オシログラフほど速い現象は測定できず、20000 Hz くらいまでである。
反照検流計のコイルに被測定電流が流れると、磁石N-Sの磁場から力を受け、コイルとこれに固定された鏡が回転する。一方、この鏡には光が投射されていて、鏡の回転に伴って光の反射方向がかわるので、これをフィルムに当て、フィルムを現像して電気現象を観測することができる。
反射光をフィルムに当てるまえに、回転鏡の回転数を調整して、周期的な被測定電流の波形を停止させて観測することもできる。最近の電磁オシログラフは、印写技術の発達などでフィルムの現像が簡便になり、小型で便利につくられている。
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分類 | 科学機器技術 |
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サイズ(mm) | W1000×D500×H600 |
製造(発売)年 | 1950(昭和25)年3月 |
制作者(社)等 | 横河電機製作所㈱ |
備考 | 寄贈:中国電力㈱山口支店 |