技術が進歩して私たちの生活スタイルが変わっていっても、歯車やリンクなどの機械要素は、モータやロボットには欠かせない部品であり、私たちの生活を支えて続けてくれています。
本展覧会では、技術が進歩しても変わらない歯車やリンク等の機械要素について、子どもの大好きなからくり人形やロボットなどを実際に体験してもらうことにより、観覧される方々に科学技術の楽しさや面白さについて知っていただく機会とします。
また、展示の中では、県内の「ものづくり」企業の製品や、山口県在住の世界的なオートマタ(西洋のからくり人形)作家である原田和明氏の作品等を紹介することで、本県の最大の強みである「ものづくり」についても理解を深める場とします。
1章 からくり回廊
ロボットやからくりを構成している機械要素ってどんなものがあるでしょうか。回廊には、カムやリンクなどの機械のしくみを学ぶための模型や、ティラノサウルスやクモのようなかたちをした物体のスケルトン模型が潜んでいます。それらがどんなつくりをしているのか、よく観察してみましょう。
2章 山口発!私たちのくらしを支えるすご技!技術
山口県には、私たちの暮らしを支えている「ものづくり」企業がたくさんあります。それらの企業が有する優れた技術の魅力をわかりやすい形で紹介します。
また、将来のエンジニアを育てている県内の大学、高等専門学校などの研究や魅力もあわせて紹介します。
3章 体験!オートマタ
山口県在住のオートマタ(西洋のからくり人形)作家、原田和明氏の製作した作品を中心に、コミカルな動きを実現したオートマタを紹介します。オートマタのコミカルな動きに、思わず微笑んだり、うならされたり・・・。どうして、そんな動きができるのか。オートマタを動かして、それらの動きをじっくり観察してみましょう。
4章 つくってみよう!組み立て工房
自由な発想で、ギアやリンクなどを自由に組み合わせて、オリジナルの機械をつくってみよう。工作コーナー(有料)も用意しています。
★工作マニュアル お花の万華鏡
会期 | 令和6年(2024年)7月26日(金)〜8月25日(日)(28日間開催) (休館日 8月12日(月)を除く、期間中の月曜日) |
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会場 | 山口県立山口博物館(山口市春日町8-2) |
観覧料 | 一般1,000円、学生・シニア(70歳以上の方)650円、18歳以下の方及び高等学校、中等教育学校、特別支援学校等に在学する生徒は無料 |
主催 | 山口県、山口県教育委員会、「大解剖!からくりワールド」実行委員会(山口県立山口博物館、(公財)山口県ひとづくり財団、(公財)やまぐち産業振興財団、(地独)山口県産業技術センター、(一社)山口県観光連盟、KRY山口放送、山口新聞社) |
特別協賛 | 株式会社豆子郎 冨士高圧フレキシブルホース株式会社 山田石油株式会社 公益財団法人日本教育公務員弘済会山口支部 株式会社山口教弘 一般社団法人山口県発明協会 兼安石灰機工株式会社 株式会社巽設計コンサルタント 株式会社川棚グランドホテルお多福 株式会社瓦そばたかせ 川棚温泉まちづくり株式会社 カワノ工業株式会社 野田学園中学高等学校 萩山口信用金庫 山口産業株式会社 |
後援 | NHK山口放送局、エフエム山口、C-able山口ケーブルビジョン、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞西部本社、中国新聞防長本社、宇部日報社 |