イベント情報

令和5年度企画展
「音ってなあに?」

 音の正体って何でしょう。その不思議な性質に疑問をもった昔の人たちは、楽器が音を奏でる様子、さまざまな実験などを通して音の正体について考えてきました。
 本展覧会では、遠くまで声を届ける伝声管や、エコーがかかったような音色に変わるばね電話の音などを聞いたり、オシロスコープや音によって振動する膜上の粒子が描く図形(クラドニ図形)で音の波形を観察したりすることで、楽しみながら音の正体に迫ります。
 また、私たちの生活を豊かで便利にしてきた楽器やレコード、蓄音機など、音に関する収蔵資料を通して、これらの機器の仕組みや特性を知るとともに、文化や情報を広く伝えるなど、音が私たちの社会で担ってきた役割についての理解を深めます。
 
企画展 令和5年度企画展「音ってなあに?」
会 期 令和5年(2023年)4月27日(木)〜令和5年6月11日(日)
(休館日 毎週月曜日)
場 所 山口県立山口博物館 3階特別展示室
観覧料 常設展入館料に含まれます(一般150円、学生100円)
※18歳以下及び70歳以上、小・中・高等学校、中等教育学校、総合支援学校(特別支援学校)に在籍する児童生徒は無料
展示内容

1章 音の性質にせまろう
音の正体って何でしょうか。音の正体を明らかにしてきた歴史的な実験を紹介、解説しながら、音の正体に迫ります。

2章 音を伝えるもの、音が伝えるもの
昔の人は、音楽をどこでも演奏し楽しめるように、アコーディオンなどの持ち運びが簡単な楽器を発明しました。また、心地の良い音楽などを記録し、いつでも聞くことができるように、レコードや蓄音機などの機器を発明してきました。
一方で、これらの音を記録し伝える機器は、地域の民謡や災害の様子などを全国に伝えるなど、情報の伝達に大きな役割を果たしました。
この章では、アコーディオンやSPレコード、蓄音機など音に関係のある収蔵資料を通して、これら楽器や機器の仕組みや特性を知るとともに、これらの機器が担ってきた役割についての理解を深めます。

3章 音であそぼう!
ばね電話を使うと声はどのようにきこえるでしょうか。オシロスコープやクラドニ図形を使うと音の振動が図形に変わります。音はどんな形をしているのでしょうか。いろいろな方法を使って音で遊んでみましょう。

(関連講座)「音であそぼう!」
植物など、身の回りの物で、さまざまな音を鳴らして楽しむ講座を開催します。

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