山陽新幹線が1975(昭和50)年3月10日に新大阪―博多間で全線開通し、2025年は50年を迎えます。O系新幹線から始まり、世界初の300km/hで営業運転をした500系新幹線など、特長ある車両が多くの人を運んできました。
全線開通から半世紀を迎え、山陽新幹線の歴史と新幹線の特長をゆかりの資料でたどる企画展を開催します。
また、新幹線の製造にも深くかかわっている県内企業などの紹介もします。新幹線の実物資料の展示や体験コーナーなど子どもから大人まで楽しめる内容としています。
(1)新幹線、西へ
「山陽新幹線新関門トンネル 貫通石」
1973(昭和 48)年
敷設工事から開業、現在のあゆみを物語る資料を一挙公開!
1964(昭和39)年10月1日、東海道新幹線が開業し、1972(昭和47)年3月15日に山陽新幹線が新大阪―岡山間で開業しました。「夢の超特急」とよばれた新幹線のはじまりを時代背景とともに紹介します。
(2)関門海峡を越えた新幹線
ポスター、記念品、記念切符を一挙公開!山陽新幹線は、1975(昭和50)年3月10日に博多まで延伸され、新大阪―博多間が開通しました。山陽新幹線全線開通までのドラマをゆかりの資料で紹介します。
0系新幹線電車前頭部カバー 「新幹線記念号」
新幹線15周年記念 1979(昭和54)年
500 系新幹線誕生に向けた試験車両
WIN350(500系900番台)の資料、公開!
山陽新幹線は、初代0系新幹線電車から
N700系新幹線電車まで、技術の発展とともに進化してきました。
新幹線電車の特長を6つのコーナーに分けて、様々な資料で紹介します。
鉄道を利用した遠距離旅行は、特急から新幹線へと変わっていきました。これに伴い、人々の旅行の形も変化していきました。こちらのコーナーでは山陽新幹線における楽しみを紹介します。
(1)車内販売 (2)食
新幹線の製造に関わっている県内企業などを紹介します。
新幹線ジオラマ操作体験(有料)、ミニ新幹線乗車体験(有料)、おしごと体験会
約150点(予定)
京都鉄道博物館編集 A4 80頁 頒価: 1500円
会期 |
令和7年(2025年)7月18日(金)〜8月31日(日) 36日間 (休館日 月・火曜日(祝日、8月12日(火)は開館) |
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会場 | 山口県立山口博物館3階会場(山口市春日町8―2) |
観覧料 |
一般1,000円、学生・シニア(70歳以上の方)650円 18歳以下の方及び高等学校、中等教育学校、特別支援学校等に在学する生徒は無料 |
主催 | 山口県、山口県教育委員会、「山陽新幹線50年展」実行委員会(山口県立山口博物館、公益財団法人山口県ひとづくり財団、公益財団法人やまぐち産業振興財団、地方独立行政法人山口県産業技術センター、一般社団法人山口県観光連盟、tysテレビ山口、山口新聞社) |
共催 | 京都鉄道博物館 |
特別協力 | 西日本旅客鉄道株式会社 |
後援 | NHK山口放送局、エフエム山口、山口ケーブルビジョン、朝日新聞社、 毎日新聞社、読売新聞西部本社、中国新聞防長本社、宇部日報社 |