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展示案内

理工地学植物動物考古歴史天文天体観測室屋外展示

  動物・植物展示室

 本州西端に位置する山口県は、三方を海に囲まれ、東部には1300mを超える西中国山地を擁しています。中央部には秋吉台という世界的に有名なカルスト台地も広がり、海から山地帯まで、様々な自然のシーンを見る事ができます。 これら自然の景観から最も特徴的な6つのシーンをジオラマで再現しました。それぞれのシーンはいずれもフィールドをギュッと凝縮した高密度ジオラマとし、高低や季節の変化も表現しています。展示室に居ながらにして県内の自然に触れあい、自然の仕組みを理解する事ができます。


主な展示物

○海浜・干潟
 山陰と瀬戸内の海辺の自然をコンパクトに再現しています。天然記念物、北限の植物や生きている化石カブトガニなど海辺の生態系の学習に適した展示となっています。
○市街地
 私たちの生活圏である住宅地に進入した帰化動植物を中心に、変化が激しい環境の中で 力強く生き抜いている生き物達を紹介しています。普段よく見る身近な動植物が帰化種だったり、驚きがいっぱい隠れています。
○河岸・ため池
 山口県は平野が少なく県土が急峻なため、河川は色々な表情を見せてくれます。また、ため池が多く、昔から灌漑に利用されてきました。ここでは、河岸やため池の豊かな生態系を再現し、水辺の動植物の生活を紹介しています。
○草地
 日本で一番広いカルスト台地である秋吉台には草原が広がっています。オキナグサやアカネスゲなどの草原の植物や、アナグマなど動物の暮らしを紹介しています。ここからは、オープンジオラマとして、フィールドの広がりと共に自然の奥深さも実感できます。
○里山
 里山は、人が余り通わない山と私たちの生活圏との接点です。私たちは昔から上手に里山を利用して循環型の暮らしを築いてきました。ジオラマでは里山で見られる豊かな動植物相を再現し、自然と人間が果たしてきた共存共栄を再考します。
○深山
 山口県の最高峰標高1337mの寂地山周辺に広がるブナ林と渓流。深山の自然を11mのジオラマで余すところ無く再現し、奥深い自然の醍醐味や不思議さを疑似体験することができます。ブナやミズナラ、ツキノワグマやヒダサンショウウオなど深山の動植物を紹介します。

 動物展示室

◆展示資料の紹介

 
 
市街地の植物
 私たちの周りで普通に見られる植物を、帰化植物を中心に紹介しています。
海辺の植物
 ハマボウ、タマシダ、ハマオモトなど海辺でよく見る植物を観察できます。
   
 
草地の植物
 県内最大のカルスト台地秋吉台に特徴的なアカネスゲやオキナグサを観察できます。
 
山口県の植物相のなりたち
 現在の山口県の植物のルーツは4つあり、それに帰化植物が加わって複雑になっています。

 

○「緑のたより」と「標本展示」コーナー

■ 緑のたより

■ 標本展示

 「山口県の身近な植物に親しもう!」というテーマのもと、山口県内各地の植物や博物館周辺の植物を題材に「緑のたより」として紹介しています。また植物標本(押し葉標本)も数か所に展示しています。

 

○映像展示コーナー

 山口県内産の多数の動植物の実物が展示されている動物・植物展示室のジオラマ作製の舞台裏を紹介しています。

 動物展示室

◆展示資料の紹介

 
里山の身近な動物
イノシシ、タヌキ、コウベモグラなどの哺乳類やヤマドリなどの鳥類を間近にみることができます。
 
夜活動する動物
ムササビやフクロウ、マオバズクなど夜活動する動物をみることができます。
 
山口県の動物
哺乳類、鳥類、両生類は虫類、昆虫類などを、はく製・レプリカ・標本をもとに紹介しています。
   
深山の動物
ツキノワグマやオオコノハズクなど普段見ることのできない動物を紹介しています。

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